現在徳洲会グループで71の病院施設があり、そのうち29病院で病理業務が行われ、16病院で病理専門医が常勤しています。残りの13病院では非常勤の病理医の応援を得て病理業務を遂行しています。
ほとんどの施設で病理組織診断、細胞診、剖検が行われており、病理業務全般を行っています。
病理組織診断では、検査技師は基本となるHE染色から特殊染色、免疫染色など各種様々の染色を行っており、その標本作製の良し悪しが最終診断である組織診断を左右する重要な業務を担っています。

細胞診では、細胞検査士が在籍している施設が26施設で約40名おり、これから細胞検査士を希望する方も働きながら資格取得を目指すことが出来ます。
病院ごとに特徴がありますので、配属先の病院では経験する機会の少ない材料があっても、グループ病院間で標本を借りることも可能なため、勉強する環境は整っており安心です。交換研修制度があり、他病院の業務を経験する機会もあります。
細胞検査士になれば、病理診断業務の一端を担えるようになり、責任も大きくなりますが、その分何倍ものやりがいが得られます。

医療を尽くしても残念ながら患者さまがお亡くなりになることもあります。ご遺族の承諾のもとに、亡くなられた患者さまのご遺体を解剖させて頂くことを剖検(病理解剖)といいます。病理医と臨床医はCPCというカンファレンスを行い、病理解剖で得られた情報と臨床経過を提示し、生前の診断は正しかったのか、どのくらい病気が進行していたのか、適切な治療がなされていたのか、治療の効果はどれくらいであったのか、死因は何かなど詳細な検討を行い、今後の治療に活かします。剖検の介助も検査技師が担う大切な業務です。

徳洲会グループはがん医療の充実に向け病理診断部門の体制強化のため、大阪大学名誉教授(元日本病理学会理事長)の青笹克之先生を徳洲会病理部門最高顧問に迎え、診断体制の強化や、離島・へき地への病理診断体制の確立を図ってきましたが、2017年春には徳洲会九州・沖縄病理診断研究センター(T-KOP)が始動します。また、年に一回病理部会主催の学術集会が行われており、毎年グループ内外50~60名参加のもと、盛大に行われています。2016年には病理部会が起ち上げられ、医師委員会、技師委員会がその運営の中心を担っています。
内容も学会発表形式で日本病理学会や日本臨床細胞学会の著名な先生方のご講演や徳洲会所属医・技師による発表などが行われており、若い人材の育成にも力を入れています。

徳洲会グループでは、北は北海道から南は沖縄まで、各地域で働くことが出来るグループです。
是非一緒に頑張りましょう!

各施設の詳しい紹介などは下記URLで閲覧できます。

http://byouri.tokushukai.or.jp/(徳洲会グループ 病理部門)