徳洲会グループには病院の数だけ検査室がありますが、規模は大小様々で、技師数、検査実施項目も病院により異なり多種多様の検査室形態を有しています。
そこで各検査室が検査部会として連携を深め、スケールメリットを生かした質の高い検査室を目指しています。
1.検査部会の組織
検査部会は北海道から沖縄まで9ブロックに分けられ、必要に応じてブロック単位で活動しています。
また、学術部門の推進のため検査部門(ワーキンググループ)ごとで活動しています。
2.ブロック別活動
定期的に会議を開催し、人員管理や業務量確認を行っています。
3.WG活動
WEB会議、勉強会、技術講習、精度管理、各種・機器試薬検討を行っています。
4.交換研修
技師数が少人数から大人数まで病院規模により、検査実施内容が大きく異なり、他施設にて研修をすることにより、自己研鑽に役立っています。
5.勉強会
全国WEB回線を使用し勉強会を実施しています。
6.学術集談会
ブロック単位で毎年、学術集談会を開催し、日ごろの研究の成果を発表しています。
この集談会を経て地域の学会やひいては全国の学会の発表につなげています。
7.応援
各施設で諸事情により欠員が発生した場合は、該当ブロックで技師を派遣しています。ブロックでの応援が困難な場合は全国から技師を派遣することもあります。
8.メーリングリスト
徳洲会検査室所属であれば誰でもが参加できるメーリングリストで、臨床検査における様々な最新情報の取得できたり、いまさら聞けないと思っているような日常の疑問などを全国の技師に投げかけることで優しく手ほどきを受けることもできます。
また、検査技術の議論などにも活用されています。